人生を楽しむ秘訣
こんにちは、まついです。
今回も、超訳聖書をお届けします。
口から出てくるものが人を汚す
「口に入るものは人を汚さず、口から出て来るものが人を汚すのである。」
○湖を渡ったイエスたち一行は、
ゲネサレトという土地に到着しました。
○聖地エルサレムから離れたその場所で、
律法(旧約聖書)学者が難癖をつけてきます。
○食事の前に手を洗わないイエスの弟子たちに、
律法学者はこう言いました。
○「なぜ、あなたがたは昔の言い伝えを破って、
食事の前に手を洗わないのか?」
○そこでイエスが反論したのが、この一節です。
人生を楽しむ秘訣
「口に入るもの」は食べ物のことで、
自己の内に入ってくるもの、つまり、体験を表します。
「口から出て来るもの」は言葉のことで、
言葉とは思考の集大成とも言えます。
つまり、この節を超訳するとこうなるでしょうか。
「体験が人を汚すのではなく、
(体験から)何を考えたのかが人を汚すのである」
*
この世は、不確実性に満ちています。
明日、どころか、わずか3秒後のことでさえ、
何が起こるのかわかりません。
(もし、たった3秒後の未来でも先取りできれば、
相場で勝ち続けて大金持ちになれます)
言い換えれば、この世は、
どんなことだって起こりうる世界と言えます。
僕らは無限の可能性を含んだ世界を生きています。
*
しかし悲しいことに、
ときには望まない結果や現実も起こり得ます。
病気や他人の不幸、天災や事故に遭うなど。
あなたは、一見ネガティブな現実を体験したとき、
その出来事をどのように捉えていますか?
もちろん、自分の不幸を呪うのも、
他人を責めるのもいいでしょう。
ネガティブな出来事を体験したとき、、
抑圧したり不幸を嘆いたり人のせいにしたくなる気持ちは、
心が心を守るために働く防衛機制であり、自然なことです。
しかし、心の習性を超越して、ネガティブな出来事から、
ポジティブの種を見つけることができたらどうでしょう?
その人の魂が一段と光り輝くことでしょう。
*
<ワーク>
紙とペンを用意しましょう。
1、これまでの人生で、
「不幸だった」だと思う出来事をすべて書き出してください。
2、その中で、「これだ」と思うものに、
○をつけてください。(直感で選びましょう)
3、その出来事を経験することによって、
少しでもポジティブなことが起こりませんでしたか?
(学んだこと、得た気づき、成長したことなど)
ささいなことでも何でもいいので、
できるだけ多く書き出してください。
例)
虫歯になった → オーラルケアの大切さを知った
お金に困る → お金の本質や信用の大切さを学んだ
身内の不幸 → その人のありがたさに気づく
投資で大損 → リスク管理の甘さを反省した
などなど
最初の内は無理やりこじつける形になると思います。
しかし、人間は慣れの生き物なので、
心と向き合い心のベクトルをポジティブに保とうとすれば、
どんな出来事からもポジティブを見出せるようになります。
この世に存在するすべては、陰陽ペアで存在しているので、
どんな出来事からも何かしら得られるものがあるはずです。
とは言え、ローマは一日にして成らず。
まずは、ワークにトライしてみてください!
ではでは~。
まついゆうへい
